英語で「とても」を表す言葉には、very、extremely、soがあります。それぞれ程度やニュアンスに違いがありますので、詳しく説明していきます。
- very / ˈver.i / とても、大変
- extremely / ɪkˈstriːm.li / 極めて、とても
- so / soʊ / とても、非常に
これらの言葉は、形容詞や副詞を強調する役割を持っていますが、表現の強さや使い方に微妙な違いがあります。
veryの意味、使い方は?
veryは、「とても」「非常に」という意味で、最も一般的な強調の表現です。形容詞や副詞の前に置いて、その程度を強調します。neutralで広く使えるため、カジュアルな会話からフォーマルな文章までさまざまな場面で使えます。たとえば、very good(とても良い)、very tired(とても疲れた)などです。
veryを使った例文
She is very happy with her new job.
彼女は新しい仕事にとても満足しています。
※「very」が「happy」を強調し、満足度の高さを表現しています。
It’s very cold outside today.
今日は外がとても寒いです。
※「very」で寒さの程度を強調しています。
He is a very talented musician.
彼はとても才能のある音楽家です。
※「very」が「talented」を強調し、才能があることを強調しています。
The book was very interesting to read.
その本は読むのがとても面白かったです。
※「very」で面白さの度合いを表現しています。
She speaks English very fluently.
彼女は英語をとても流暢に話します。
※「very」が「fluently」を強調しています。
We had a very productive meeting yesterday.
昨日はとても生産的な会議を行いました。
※「very」で会議の効果を強調しています。
This dress looks very expensive.
このドレスはとても高そうに見えます。
※「very」でドレスの価値の高さを示しています。
He was very late for the appointment.
彼はその約束にとても遅れました。
※「very」が遅れた程度を強調しています。
veryは、どんな場面でも使いやすい表現で、形容詞や副詞を自然に強調します。使いすぎると平坦な印象になるため、適度に使用することが大切です。
extremelyの意味、使い方は?
extremelyは、「極めて」「非常に」という意味で、veryよりも強い強調を表します。特に、通常の状態を大きく超えた程度を示したいときに使われます。たとえば、extremely difficult(非常に困難な)、extremely beautiful(極めて美しい)などのように、印象を強くする表現に使われます。
extremelyを使った例文
The test was extremely difficult for everyone.
そのテストは誰にとっても非常に難しかったです。
※「extremely」で難しさが普通以上であることを強調しています。
She is extremely passionate about her work.
彼女は仕事に対して非常に情熱的です。
※「extremely」で情熱の度合いが非常に高いことを示しています。
The weather is extremely hot today.
今日は天気が非常に暑いです。
※「extremely」で暑さが普通以上であることを表現しています。
He felt extremely tired after the long trip.
彼は長い旅の後で非常に疲れを感じていました。
※「extremely」で疲労感が極めて強いことを表しています。
This movie is extremely popular among teenagers.
この映画はティーンエイジャーの間で非常に人気があります。
※「extremely」で人気度が非常に高いことを示しています。
The chef made an extremely delicious dessert.
シェフは極めて美味しいデザートを作りました。
※「extremely」で美味しさが特別であることを強調しています。
The task requires extremely careful attention.
その作業には極めて慎重な注意が必要です。
※「extremely」で注意の重要度を強調しています。
He is an extremely skilled programmer.
彼は非常に熟練したプログラマーです。
※「extremely」でスキルの高さを強く表現しています。
extremelyは、通常の範囲を超えた極端な状況を表現するときに適しています。普通以上の強調が必要な場合に効果的な言葉です。
soの意味、使い方は?
soは、「とても」「非常に」という意味で、形容詞や副詞を強調するほか、感情的なニュアンスを込める表現として使われます。会話の中でカジュアルに使われることが多く、たとえば、so funny(とても面白い)、so tired(とても疲れた)のように感情を込めて伝える際に便利です。
soを使った例文
I’m so happy to see you again!
また会えてとても嬉しいです!
※「so」が感情的な喜びの強さを強調しています。
This cake is so delicious that I want another piece.
このケーキはとても美味しいので、もう一切れ欲しいです。
※「so」が美味しさを感情的に伝えています。
He was so tired that he fell asleep immediately.
彼はとても疲れていて、すぐに眠りに落ちました。
※「so」が疲れの程度を強調しています。
She looked so beautiful in her new dress.
彼女は新しいドレスを着てとても美しかったです。
※「so」が見た目の美しさを感情を込めて伝えています。
The movie was so exciting that I couldn’t look away.
その映画はとてもワクワクする内容で、目を離せませんでした。
※「so」が興奮の度合いを強調しています。
He was so kind to help me with my project.
彼は私のプロジェクトを手伝ってくれてとても親切でした。
※「so」が親切さを感情的に表現しています。
The child was so scared during the thunderstorm.
その子どもは雷雨の間とても怖がっていました。
※「so」が怖さの程度を強調しています。
It’s so cold today that I need a heavy coat.
今日はとても寒いので、厚手のコートが必要です。
※「so」が寒さを感情的に強調しています。
soは、カジュアルな会話で感情的なニュアンスを加えるのに適しています。日常会話では、感動や驚き、親しみを込めたい場面で特によく使われます。
very、extremely、soはすべて「とても」を表しますが、それぞれニュアンスが異なります。veryは最も一般的でneutral、extremelyは非常に強い強調を表し、soは感情的な強調によく使われます。文脈や気持ちに合わせて使い分けることで、より豊かな表現が可能になります。