所有格(’s / of)の使い方をぜすと君と学ぼう!使い分けのルールをストーリーで理解!

るなちゃんがピンクの表紙の本を大事そうに抱えている。
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目次

ぜすと君と冒険!所有格(’s / of)の使い方を探る旅

ぜすと君
ねえねえ、るなちゃん!英語で「先生の本」とか「猫のしっぽ」って言うとき、’sをつけたり、ofを使ったりするけど、どうやって使い分けるの?

るなちゃん
いい質問だね、ぜすと君♪ 所有格には’sとofがあるけど、状況によって使い方が違うんだよ。

ぜすと君
そ、そうなんだ~!でも、どっちを使えばいいか迷っちゃうよ~。

るなちゃん
たとえば、「ルナちゃんのノート」って言いたい時は「Luna’s notebook」ってなるよね。人の名前には’sをつけるのが基本だよ!

ぴこり
おぉ〜!じゃあ「部屋のドア」はどうなるの?「the door of the room」って言うよね?

るなちゃん
うん、その通り!物や抽象的な名詞には「of」を使うことが多いんだよ。

ぜすと君
へえ〜!じゃあ「町の名前」は?「town’s name」って言うのかな?

るなちゃん
「the name of the town」って言う方が自然かな。もちろん絶対じゃないけど、「of」の方がしっくりくる場合が多いんだ♪

ぴこり
なるほど~!ぜすと君、いい感じに混乱してきたねっ!

おりばー先生
では、もっと詳しく解説していこうか。人、動物、物によって、どちらを使うべきか整理するとわかりやすいよ。

ぜすと君
やった~!じゃあ、次のステップでちゃんと教えて~!

文法解説:所有格(’s / of)の使い分けルール

使い方1:人や動物の所有には ‘s を使う

ぜすと君
「友達のペン」って言いたいとき、’sをつけるんだよね?

るなちゃん
その通り♪ 人や動物など「生き物」が所有しているときには ‘s を使うよ。

おりばー先生
語順は「誰の → 何」になるのが特徴ですね。

以下の例文で使い方を確認しましょう:

This is my sister’s bag.
これは私の姉のバッグです。
※「sister」が人なので、’sを使っています。

The cat’s tail is long.
その猫のしっぽは長いです。
※動物にも ‘s が使えます。

John’s house is big.
ジョンの家は大きいです。
※名前にも ‘s をつけます。

My friend’s phone is new.
友達の携帯は新しいです。
※「friend」も人なので ‘s。

That dog’s collar is red.
あの犬の首輪は赤いです。
※「dog」も動物です。

Emma’s book is on the table.
エマの本はテーブルの上にあります。
※エマの持ち物なので ‘s。

My brother’s room is clean.
弟の部屋はきれいです。
※「brother」も人です。

The bird’s wings are beautiful.
その鳥の羽は美しいです。
※動物にも ‘s が自然です。

Our teacher’s desk is big.
私たちの先生の机は大きいです。
※先生(人)なので ‘s。

My son’s toy is broken.
息子のおもちゃは壊れています。
※人が持つ物には ‘s を。

覚えておきたい単語

  • tail / teɪl/ しっぽ
  • collar / ˈkɑːlər/ 首輪
  • wings / wɪŋz/ 翼、羽

’s の発音ルール

ぜすと君
あのさ、るなちゃん!「’s」の発音って、いつも同じじゃない気がするんだけど…気のせい?

るなちゃん
ぜすと君、するどいね!実は、’s の発音は前の単語の終わりの音によって変わるんだよ。

おりばー先生
これは英語の発音のルールのひとつで、意味は変わらないけれど、自然な音の流れを作るために変化するんです。表にまとめてみましょう。

直前の音 発音 発音記号
無声音(p, t, k, f など) /s/ Kate’s hat /keɪts/
有声音(b, d, g, l, m, n, 母音など) /z/ Tom’s bag /tɑːmz/
s, sh, ch, x, z で終わる音 /ɪz/ または /əz/ James’s book /ˈdʒeɪmzɪz/

覚えておきたい音の種類

  • 無声音:/p/, /t/, /k/, /f/ など(息だけで出す音)
  • 有声音:/b/, /d/, /g/, /v/, /l/, /m/, /n/, 母音など(声帯を使う音)

ぴこり
おぉ〜!発音って奥が深いんだね!音で分かれてるなんて知らなかった!

るなちゃん
そうだね♪ 英語は「意味」だけじゃなくて「音」も大事。だからこそ、ネイティブっぽく話せるようになるよ!

使い方2:物・場所・抽象的なものには of を使う

ぜすと君
じゃあ、「車のドア」は「car’s door」じゃなくて「the door of the car」って言うの?

るなちゃん
そうだね!「物や場所」の場合は、ofを使う方が自然になるんだよ。

次の例文で確認してみましょう:

The door of the car is open.
車のドアが開いています。
※物なので「of」を使います。

The roof of the house is damaged.
家の屋根が壊れています。
※家(物)なのでof。

The name of the town is strange.
その町の名前は変わっています。
※「town」も場所なのでofが自然。

The end of the movie was sad.
映画の結末は悲しかったです。
※映画(抽象的な名詞)にもof。

The legs of the table are short.
そのテーブルの脚は短いです。
※家具にもof。

The color of the sky is blue.
空の色は青いです。
※自然や抽象的なものもof。

The cover of the book is torn.
その本の表紙は破れています。
※本の一部にof。

The history of the country is long.
その国の歴史は長いです。
※抽象名詞の「歴史」にof。

The wheels of the bus are turning.
バスの車輪が回っています。
※乗り物の部品にもof。

The sound of the music is loud.
音楽の音が大きいです。
※抽象的な「音」もofを使います。

覚えておきたい単語

  • roof / ruːf/ 屋根
  • cover / ˈkʌvər/ カバー、表紙
  • sound / saʊnd/ 音

まとめ:’sとofの使い分け

おりばー先生
では、簡単にルールを表に整理しておきましょう。
使い方 形式
人・動物の所有 名詞+’s + 所有物 Tom’s bike
物・場所・抽象名詞 the + 所有物 + of + 名詞 the roof of the house

ぜすと君
わぁ〜!すごく分かりやすい〜!ぼく、’sとofの違いがわかってきたかも!

るなちゃん
えらいぞ、ぜすと君♪ 次はクイズで練習してみようか!

所有格(’s / of)の確認問題

’sとofの使い分けをクイズで練習しよう!人や動物には’s、物や場所にはofを使うルールに注意して、正しい表現を選んでね。

Q1. 正しい所有の表現はどれ?

  • 1. The book of Tom
  • 2. Tom book
  • 3. Tom’s book
  • 4. Book’s Tom
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

Q2. 正しい表現はどれ?

  • 1. The house’s roof
  • 2. The roof of the house
  • 3. House’s roof the
  • 4. Roof the of house
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

Q3. 正しい所有の表現はどれ?

  • 1. Emma’s bag
  • 2. Bag of Emma
  • 3. The bag Emma
  • 4. Emma the bag
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

Q4. 正しい表現はどれ?

  • 1. Music’s sound
  • 2. The music sound
  • 3. The sound music’s
  • 4. The sound of the music
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

Q5. 正しい所有表現はどれ?

  • 1. The toy of cat
  • 2. The cat’s toy
  • 3. Cat toy the
  • 4. Toy the of cat
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

Q6. 正しい表現はどれ?

  • 1. The name of the town
  • 2. Town’s name
  • 3. The town name
  • 4. Name’s town
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

Q7. 正しい表現はどれ?

  • 1. The desk of the teacher
  • 2. Teacher desk
  • 3. Teacher’s desk
  • 4. Desk’s teacher
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

Q8. 正しい所有表現はどれ?

  • 1. Book’s cover
  • 2. The cover of the book
  • 3. Cover the book
  • 4. The book cover’s
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

Q9. 正しい表現はどれ?

  • 1. Shoes of my son
  • 2. My son shoes
  • 3. The shoes of son
  • 4. My son’s shoes
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

Q10. 正しい所有の表現はどれ?

  • 1. The show’s end
  • 2. End’s show
  • 3. The end of the show
  • 4. Show the end
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

所有格(’s / of)のまとめ

おりばー先生
今回の学習ポイントを振り返ってみましょう。所有格の使い分けは、英語の基本ですが、意外と間違えやすいポイントです。しっかり整理しておきましょう!
  • 人や動物が所有する場合は ‘s を使う(例:Luna’s notebook)
  • 物・場所・抽象的な名詞の所有は of を使う(例:the name of the town)
  • of の構文はフォーマルな場面でもよく使われる
  • ‘s は「誰の → 何」の語順、of は「何 → 何の」の語順になる

ぜすと君
ふむふむ……!これで「’s」と「of」の使い分けがバッチリわかったよ〜!また使ってみたいな!

るなちゃん
えらいね、ぜすと君♪ いろんな表現をどんどん覚えていこう!

ぴこり
今度はもっと長い文章でも使ってみたい〜!やってみたい〜!

おりばー先生
次回は「目的格」や「関係代名詞」にもチャレンジしていきましょう。表現の幅がぐっと広がりますよ。

ぜすと君
うんっ!また英語の森で冒険しようねっ!

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