分詞構文:作り方・基本ルールを分かりやすく解説

街を歩きながら歌うぜすと君と、それを楽しそうに見ているるなちゃん、音符を飛ばすぴこり。Walking down the street, I was singing.
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ぜすと君と学ぶ!分詞構文の基本ルール

ぜすと君
るなちゃん、「分詞構文」って名前をよく聞くけど、正直むずかしそうで…。
るなちゃん
確かに名前は難しそうだけど、実は「〜しながら」「〜して」っていう表現を短くする便利な文法なんだよ。
ぜすと君
えっ!「I walked down the street and I was singing.」を短くできるの?
るなちゃん
そうそう!それを「Walking down the street, I was singing.」って言えるの。カンマを使って、前置きみたいにするんだよ。
ぴこり
わぁ〜!なんかかっこいい〜!短くなるとリズムもいい感じだね!
ぜすと君
なるほど〜!でも、主語が省略されてるのが不思議かも…。
るなちゃん
良いところに気づいたね!分詞構文は「主語が同じときに省略できる」っていうルールがあるんだよ。
おりばー先生
その通りです。分詞構文は英語を簡潔に、スタイリッシュにする表現方法です。これから基本ルールを整理していきましょう。
ぜすと君
わくわくしてきた!分詞構文、マスターしたい!

文法解説:分詞構文の基本ルール

分詞構文は、主語が同じときに文を短くつなげる表現です。日本語では「〜しながら」「〜して」と訳されることが多いです。

分詞構文の基本ポイント

ぜすと君
どうして主語を省略できるの?
るなちゃん
主語が同じだからだよ!例えば「I was walking」と「I saw Tom」なら、両方 I が主語だから1つにまとめられるの。
  • 通常の文: I was walking down the street, and I saw Tom.

    分詞構文: Walking down the street, I saw Tom.

    意味: 通りを歩いていて、トムを見かけた。

  • 通常の文: Because he was tired, he went to bed early.

    分詞構文: Tired, he went to bed early.

    意味: 疲れていたので、彼は早く寝た。

覚えておきたい単語

  • while /waɪl/ ~する間
  • because /bɪˈkɔːz/ ~なので
  • although /ɔːlˈðoʊ/ ~だけれども

例文で確認:分詞構文の基本ルール

Walking down the street, I met my friend.
通りを歩いていて、友達に会った。
※主語は両方 I なので、前半の I が省略されている。

Feeling tired, she went to bed early.
疲れていたので、彼女は早く寝た。
※原因を表す分詞構文。

Not knowing what to do, he asked for help.
何をすべきかわからなかったので、彼は助けを求めた。
※否定形「Not + 分詞」で表現できる。

Looking at the picture, we remembered our trip.
その写真を見て、私たちは旅行を思い出した。
※「〜して」→同時動作。

Being hungry, the child started to cry.
お腹がすいていたので、その子は泣き始めた。
※「〜なので」→理由を表す分詞構文。

Having finished his homework, he played video games.
宿題を終えて、彼はゲームをした。
※「完了」を表す分詞構文(Having + 過去分詞)。

Walking along the river, she found a wallet.
川沿いを歩いていて、彼女は財布を見つけた。
※同時に起こった動作を表す。

Although surprised, he kept calm.
驚いていたけれど、彼は冷静を保った。
※譲歩を表す分詞構文。

Knowing the answer, she raised her hand.
答えを知っていたので、彼女は手を挙げた。
※原因を表す分詞構文。

Having lived in Japan, he speaks Japanese well.
日本に住んでいたので、彼は日本語が上手だ。
※「過去の経験」を強調する分詞構文。

ぴこり
なるほど〜!「I was〜 and I did〜」っていうのを短くできるのが分詞構文なんだね!
おりばー先生
その通りです。分詞構文は主語が同じ場合に使える便利な文法です。慣れると英語がスッキリして見えますよ。

分詞構文:基本ルール 確認問題

分詞構文を使って、主語が同じ文を短くまとめられるか確認しましょう。

Q1. 次の文を分詞構文にしたものはどれ?
I was walking down the street, and I saw Tom.
私は通りを歩いていて、トムを見かけた。

  • 1. I walking down the street, saw Tom.
  • 2. Walked down the street, I saw Tom.
  • 3. Walking down the street, I saw Tom.
  • 4. I walked down the street, saw Tom.
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

Q2. 次の文を分詞構文に書き換えたものはどれ?
She was tired, so she went to bed early.
彼女は疲れていたので、早く寝た。

  • 1. Tired, she goes to bed early.
  • 2. Feeling tired, she went to bed early.
  • 3. She tired, going to bed early.
  • 4. Being tired, she goes bed early.
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

Q3. 空欄に入る正しい形はどれ?
______ what to do, he asked for help.
何をすべきかわからなかったので、彼は助けを求めた。

  • 1. Not knowing
  • 2. Don’t know
  • 3. Didn’t know
  • 4. Know not
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

Q4. 分詞構文を使った正しい文はどれ?
私たちはその写真を見て、旅行を思い出した。

  • 1. We looked at the picture, remembered our trip.
  • 2. Looked at the picture, we remembered our trip.
  • 3. Looking the picture, we remembered our trip.
  • 4. Looking at the picture, we remembered our trip.
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

Q5. 空欄に入る正しい形はどれ?
______ hungry, the child started to cry.
お腹がすいていたので、その子は泣き始めた。

  • 1. Was
  • 2. Being
  • 3. Be
  • 4. To be
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

Q6. 次の文を分詞構文に書き換えたものはどれ?
He finished his homework, and then he played video games.
彼は宿題を終えてから、ゲームをした。

  • 1. He finishes homework, playing video games.
  • 2. Finished his homework, he played video games.
  • 3. Having finished his homework, he played video games.
  • 4. Finishing homework, he plays video games.
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

Q7. 空欄に入る正しい形はどれ?
______ along the river, she found a wallet.
川沿いを歩いていて、彼女は財布を見つけた。

  • 1. Walking
  • 2. Walk
  • 3. Walked
  • 4. Walks
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

Q8. 分詞構文を使った正しい文はどれ?
彼は驚いていたけれど、冷静を保った。

  • 1. Surprising, he kept calm.
  • 2. Although surprised, he kept calm.
  • 3. Surprised, he was keeping calm.
  • 4. Although surprising, he kept calm.
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

Q9. 空欄に入る正しい形はどれ?
______ the answer, she raised her hand.
答えを知っていたので、彼女は手を挙げた。

  • 1. Know
  • 2. Knows
  • 3. Knowing
  • 4. Known
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

Q10. 次の文を分詞構文に書き換えたものはどれ?
He lived in Japan, so he speaks Japanese well.
彼は日本に住んでいたので、日本語が上手だ。

  • 1. Living in Japan, he speaks Japanese well.
  • 2. Lived in Japan, he speaks Japanese well.
  • 3. Lives in Japan, he speaks Japanese well.
  • 4. Having lived in Japan, he speaks Japanese well.
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

分詞構文:基本ルールのまとめ

おりばー先生
今日学んだ分詞構文を整理してみましょう。
  • 分詞構文は「主語が同じ文」を短くまとめる表現
  • 「Walking down the street, I saw Tom.」=「通りを歩いていて、トムを見かけた」
  • 意味は「〜しながら」「〜して」「〜なので」「〜だけれども」など多様に表せる
  • 否定形は「Not + 分詞」、完了形は「Having + 過去分詞」で表現できる
  • 慣れると文がスッキリし、英語らしい表現ができる
ぜすと君
なるほど〜!「主語が同じならまとめられる」っていうルールが大事なんだね。
るなちゃん
そうだよ♪ あとは「〜しながら」「〜して」って自然に訳せばいいの。
ぴこり
ぴこりも “Not knowing what to say, I kept quiet.” って言ってみたい〜!
おりばー先生
とても良いですね。分詞構文を使えると、文章がぐっとネイティブっぽくなりますよ。
ぜすと君
よーし!これからは長い文を見たら「分詞構文にできるかな?」って考えてみるぞ!
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