to不定詞の副詞的用法とは:to不定詞が目的や理由を表す使い方

ぜすと君が机に座って一生懸命勉強している。I study to pass the test.
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目次

ぜすと君と学ぶ!to不定詞の副詞的用法

ぜすと君
ねぇねぇ、るなちゃん!英語で「勉強するために」ってなんて言うの?
るなちゃん
それは「to study」って言うよ♪「~するために」っていう目的を表すときは、to不定詞の副詞的用法を使うの!
ぜすと君
えーっ!?to不定詞って、そんな意味もあるの!?
るなちゃん
そうなの。to不定詞は「名詞」「形容詞」だけじゃなく、「副詞」としても使えるんだよ。「なぜそうするのか」を説明できるんだ。
ぴこり
たとえば…「I study to pass the test.」みたいな?テストに受かるために勉強する!ってことだよね!?
おりばー先生
その通りです。「to pass the test」が「study(勉強する)」という動詞の理由や目的を説明しています。これが副詞的用法です。
ぜすと君
目的や理由まで言えたら、英語で言えることがもっと増えるね〜!
るなちゃん
うんうん!ほかにも「うれしくて〜した」とか「〜するために行った」とか、表現の幅がすごく広がるよ♪
ぜすと君
よーし!今回は「to不定詞で目的や理由を伝える」ってこと、しっかり覚えるぞーっ!
おりばー先生
それでは、「to不定詞の副詞的用法」について、意味ごとに分けて見ていきましょう。

文法解説:to不定詞の副詞的用法(目的・結果・理由)

1. 副詞的用法:目的(〜するために)

ぜすと君
「to study」って「勉強するために」ってことだよね?何か目的がある感じ!
るなちゃん
そうそう♪ 動詞に「なぜそうするのか?」という目的を説明するのが副詞的用法の一つだよ!

「〜するために」という目的を表すto不定詞は、動詞の後に置かれます。

例文で確認:目的の副詞的用法

I study hard to pass the exam.
試験に合格するために一生懸命勉強しています。
※「to pass the exam」が「study hard」の目的を説明しています。

He went to the store to buy milk.
彼は牛乳を買うために店へ行きました。
※「to buy milk」が「went」の目的を表しています。

She practices every day to become a good singer.
彼女は上手な歌手になるために毎日練習しています。
※「to become a good singer」が目的です。

They moved to the city to find jobs.
彼らは仕事を見つけるために街へ引っ越しました。
※「to find jobs」が目的を表します。

I got up early to catch the train.
電車に乗るために早起きしました。
※「to catch the train」が目的です。

She studied hard to win the prize.
彼女は賞を取るために一生懸命勉強しました。
※「to win the prize」が目的。

We use this tool to measure the length.
長さを測るためにこの道具を使います。
※「to measure the length」が目的。

He exercises to stay healthy.
健康を保つために運動します。
※「to stay healthy」が目的。

I went outside to get some fresh air.
新鮮な空気を吸うために外に出ました。
※「to get some fresh air」が目的。

She reads books to learn new things.
彼女は新しいことを学ぶために本を読みます。
※「to learn new things」が目的。

覚えておきたい単語

  • pass / pæs/ 合格する
  • buy / baɪ/ 買う
  • become / bɪˈkʌm/ ~になる
  • catch / kætʃ/ つかまえる、乗る
  • win / wɪn/ 勝つ、獲得する
  • measure / ˈmeʒ.ɚ/ 測る
  • stay / steɪ/ ~のままでいる
  • get / ɡet/ 得る
  • learn / lɝːn/ 学ぶ

2. 副詞的用法:結果(〜して、その結果…)

ぜすと君
「to不定詞」で「〜して…なった」って言いたいときもあるよね!
おりばー先生
そうですね。「~した結果、〇〇だった」という文でもto不定詞が使えます。よく「…すぎて〜だ(too ~ to)」の形で使われます。

例文で確認:結果の副詞的用法

He was too tired to walk.
彼は疲れすぎて歩けなかった。
※「too ~ to ~」で「~すぎて…できない」という意味。

She was surprised to hear the news.
そのニュースを聞いて彼女は驚いた。
※「to hear the news」が「surprised」の理由・結果を表す。

I grew up to be a doctor.
私は成長して医者になった。
※「to be a doctor」が結果を表しています。

He came home to find nobody there.
彼は帰宅して誰もいないことに気づいた。
※「to find nobody there」が結果です。

The box was too heavy to carry.
その箱は重すぎて運べなかった。
※「too heavy to carry」が結果。

She grew up to become a famous artist.
彼女は成長して有名なアーティストになった。
※「to become a famous artist」が結果。

He awoke to see the sunrise.
彼は目覚めて日の出を見た。
※「to see the sunrise」が結果。

The team tried hard only to lose the game.
チームは必死に頑張ったが、結局試合に負けた。
※「only to lose」で「結果として~した」という表現。

I opened the door to find a cat inside.
ドアを開けたら中に猫がいた。
※「to find a cat inside」が結果。

He turned around to see his friend behind him.
彼は振り返って、後ろに友達がいるのを見た。
※「to see his friend」が結果。

覚えておきたい単語

  • tired / ˈtaɪɚd/ 疲れた
  • surprised / sərˈpraɪzd/ 驚いた
  • grow up / ɡroʊ ʌp/ 成長する
  • awake / əˈweɪk/ 目を覚ます
  • carry / ˈker.i/ 運ぶ
  • lose / luːz/ 失う、負ける

3. 副詞的用法:理由・原因(〜して…だから)

ぴこり
「うれしくて泣いた」みたいに、「〜して〇〇だ」って気持ちの理由を言いたいときもあるよね!
るなちゃん
その通り!感情を表す形容詞のあとに to不定詞を使うと、「〜して(感情)」って伝えられるよ♪

例文で確認:理由・原因の副詞的用法

I was happy to see you.
あなたに会えてうれしかった。
※「to see you」が理由。

She was sad to leave her hometown.
故郷を離れるのが悲しかった。
※「to leave her hometown」が理由。

He was surprised to hear the news.
そのニュースを聞いて驚いた。
※「to hear the news」が理由。

I’m glad to meet you.
あなたに会えてうれしいです。
※「to meet you」が理由。

We are excited to go on a trip.
旅行に行くのが楽しみです。
※「to go on a trip」が理由。

She was shocked to know the truth.
真実を知ってショックを受けた。
※「to know the truth」が理由。

He was lucky to find the wallet.
財布を見つけられて運がよかった。
※「to find the wallet」が理由。

I was sorry to hear that.
それを聞いて残念に思った。
※「to hear that」が理由。

She was relieved to hear the good news.
よい知らせを聞いて安心した。
※「to hear the good news」が理由。

They were proud to win the game.
試合に勝って誇りに思った。
※「to win the game」が理由。

覚えておきたい単語

  • happy / ˈhæp.i/ うれしい
  • sad / sæd/ 悲しい
  • glad / ɡlæd/ 嬉しい
  • excited / ɪkˈsaɪ.t̬ɪd/ ワクワクした
  • shocked / ʃɑːkt/ 衝撃を受けた
  • relieved / rɪˈliːvd/ 安心した
  • proud / praʊd/ 誇りに思う

to不定詞の副詞的用法の確認問題

「to + 動詞の原形」で「〜するために」「〜して結果」「〜して感情を表す」などの副詞的用法を学びましょう!

Q1. I study hard ______ the exam.
私は試験に合格するために一生懸命勉強します。

  • 1. passed
  • 2. for pass
  • 3. to pass
  • 4. pass

Q2. He was too tired ______.
彼は疲れすぎて歩けなかった。

  • 1. to walk
  • 2. walking
  • 3. walked
  • 4. walk

Q3. I’m happy ______ you.
あなたに会えてうれしいです。

  • 1. meet
  • 2. to meet
  • 3. meeting
  • 4. met

Q4. He went to the store ______ milk.
彼は牛乳を買うために店に行きました。

  • 1. buying
  • 2. bought
  • 3. buys
  • 4. to buy

Q5. We are excited ______ on a trip.
私たちは旅行に行くのが楽しみです。

  • 1. go
  • 2. going
  • 3. to go
  • 4. went

Q6. She practices every day ______ a singer.
彼女は歌手になるために毎日練習しています。

  • 1. to become
  • 2. becoming
  • 3. becomes
  • 4. become

Q7. They moved to the city ______ jobs.
彼らは仕事を見つけるために街に引っ越しました。

  • 1. finding
  • 2. to find
  • 3. found
  • 4. finds

Q8. She was shocked ______ the truth.
彼女は真実を知ってショックを受けた。

  • 1. knew
  • 2. knowing
  • 3. know
  • 4. to know

Q9. He studied hard ______ the prize.
彼は賞を取るために一生懸命勉強した。

  • 1. winning
  • 2. wins
  • 3. to win
  • 4. win

Q10. He came home ______ nobody there.
彼は帰宅して誰もいないことに気づいた。

  • 1. finding
  • 2. to find
  • 3. found
  • 4. find

to不定詞の副詞的用法のまとめ

おりばー先生
今回は「to不定詞の副詞的用法」を学びましたね。動詞や形容詞に「なぜ?」「何のため?」という情報を加える便利な使い方でした。ではポイントをまとめておきましょう。
  • 副詞的用法のto不定詞は、動詞や形容詞を「目的・結果・理由」で説明する
  • 「〜するために」は動詞の目的を表す(例:I study to pass the test.)
  • 「〜して…だった」は結果や変化を表す(例:He grew up to be a doctor.)
  • 「〜して(感情)」は感情の理由を表す(例:I’m happy to see you.)
ぜすと君
「to不定詞」って、こんなにいろんな使い方があるんだね〜!今回でグッと使える表現が増えた気がするよ!
るなちゃん
そうだね♪「なぜそうするのか?」が英語で言えるようになると、伝えられることが本当に増えるよ!
ぴこり
クイズも全部できた〜!やった〜〜!副詞的用法、ちょっと好きかもっ!
ぜすと君
ぼくも「to eat cake」ってたくさん言いたい!次も楽しみだ〜!
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