giveを使った句動詞完全ガイド|“与える”から広がる15の実用表現

山道で落ち込むぜすと君に、るなちゃんが寄り添って手を置く。ぴこりが見守り、上部に「give を使った句動詞」、下部に「give up」の文字がある穏やかな自然の場面。
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目次

ぜすと君たちの「give」探検がスタート!

ぜすと君
ねぇるなちゃん、「give」って“あげる”って意味だよね?でも「give up」とか「give in」とか、全然違う意味になってる気がするんだ。
るなちゃん
うんうん!いいところに気づいたね。「give」は“与える”がコアイメージなんだけど、前置詞や副詞がつくと、“何をどう与えるか”で意味が変わるんだよ。
ぜすと君
“与える”って聞くと、なんかプレゼントを渡すイメージだけど、それ以外にもあるの?
るなちゃん
もちろん!「give up」は“努力を相手(状況)に手渡して終える=あきらめる”みたいに、心や行動を“手放す”イメージで広がるの。
ぴこり
へぇ〜!“あげる”っていう動作が、そんなにいろんな意味になるなんて!
おりばー先生
英語の句動詞は、まさに“イメージの変化”を理解するのがカギです。「give」はとくに心理的な動作にも広く使われる動詞ですよ。
ぜすと君
なるほど〜!じゃあ、今日は“giveの気持ちの動き”を中心に学べるんだね!
るなちゃん
そうそう♪「与える」「手放す」「譲る」「起こす」――いろんな場面で出てくるから、まとめて覚えちゃおう!
ぴこり
ぴこり、“give up”はよく映画で聞く!“Never give up!”だよね!
おりばー先生
その通りです。では次に、「give」を使った代表的な句動詞15個を、コアイメージとともに学んでいきましょう。
ぜすと君
よ〜し!ぜすと君、もう“give”をあきらめない!Never give up!だ〜!

giveの句動詞完全ガイド|“与える・手放す”から広がる15フレーズ

まずは今回紹介する句動詞リストです。日常会話・試験・ビジネスでよく使われるものを中心にまとめました。

  • give up(あきらめる)
  • give in(屈する)
  • give out(配る/尽きる)
  • give away(贈る/ばらす)
  • give back(返す)
  • give off(発する)
  • give over(譲り渡す)
  • give forth(放つ/発表する)
  • give rise to(~を引き起こす)
  • give birth to(~を生む)
  • give in to(~に屈する)
  • give up on(~を見限る)
  • give oneself to(~に専念する)
  • give way(崩れる/譲る)
  • give out to(疲れ果てる)

give up(あきらめる)

ぜすと君
「give up」は“あきらめる”ってすごくよく聞くよね!
るなちゃん
そうだね!これは「努力や希望を“上に手放す”」というイメージなの。“もう持っていられないから手渡す=あきらめる”なんだよ。

「努力や希望を諦める」という意味。精神的に「もういいや」と手放す感覚です。

例文で確認:give upの使い方

Don’t give up your dreams.
夢をあきらめないで。
※「give up」はネガティブな諦めだけでなく、“継続をやめる”という意味も含みます。

give in(屈する)

ぜすと君
「give up」と似てるけど、どう違うの?
るなちゃん
「give in」は“内側に手渡す”感じ。つまり“抵抗せずに相手に譲る=屈する”ってこと。

「give up」が“自分の中であきらめる”のに対して、「give in」は“相手や状況に負ける”というニュアンスです。

例文で確認:give inの使い方

After a long argument, he finally gave in.
長い口論の末、彼はついに折れた。
※「in」は“内側へ”の感覚。相手の意見に“押し込まれる”ようなイメージです。

give out(配る/尽きる)

ぜすと君
「give out」は“外に与える”って感じかな?
るなちゃん
そう!“外へ出して与える”だから、“配る”とか“(体力や物が)尽きる”という意味になるの。

ものを配る意味と、エネルギーや物資が尽きるという意味の両方に使われます。

例文で確認:give outの使い方

The teacher gave out the worksheets.
先生はプリントを配った。
※「out」は“外に放出する”の感覚。情報や物を外へ出す動作を示します。

give away(贈る/ばらす)

ぜすと君
「away」は“離れる”だから、“手放す”って感じ?
るなちゃん
まさにその通り!「give away」は“自分の手から離す”というイメージで、“あげる・ばらす”どちらにも使えるよ。

「贈り物としてあげる」だけでなく、「秘密をばらす」という意味にも使われます。

例文で確認:give awayの使い方

She gave away all her old clothes.
彼女は古い服を全部あげた。
※“自分の手から離す=手放す”という物理的イメージがコアです。

give back(返す)

ぜすと君
「back」は“戻す”だよね!
るなちゃん
うん!「give back」は“相手に与え返す”=“返す”。物でも気持ちでも使える便利な表現だよ。

借りた物を返す、恩に報いるなど、“元に戻す”という意味を持つ句動詞です。

例文で確認:give backの使い方

Please give back my book when you’re done.
読み終わったら本を返してね。
※「back」は“戻る”の方向感覚。原点に戻す動作です。

give off(発する)

ぜすと君
「off」は“離れていく”だよね。じゃあ「give off」は“離れるように与える”…?
るなちゃん
正解!匂い・光・熱などを“放つ”イメージになるの。「出す」「発する」って意味だね。

「光・におい・熱・音」などが“放たれる”ときに使われる表現です。自然現象や感情の描写にもよく使われます。

例文で確認:give offの使い方

The flowers give off a sweet smell.
その花は甘い香りを放っている。
※「off」は“離れる”の方向感覚。中心から周囲に広がるイメージ。

give over(譲り渡す)

ぜすと君
「give over」ってあまり聞かないけど、どういう意味?
おりばー先生
これは“責任や権限を他に渡す”という意味です。つまり“引き渡す・譲り渡す”。主にフォーマルな文脈で使われますね。

権限・管理・任務などを他人に譲るときに使われる少し硬い表現です。

例文で確認:give overの使い方

He gave over control of the company to his son.
彼は会社の経営権を息子に譲った。
※「over」は“上から渡す”ような感覚で、“完全に任せる”ニュアンスがあります。

give forth(放つ/発表する)

ぜすと君
「forth」は“前へ”って意味だったよね?
るなちゃん
うん!「give forth」は“前に向かって出す”イメージ。“発する”や“発表する”の意味になるんだよ。

「放出する」「表明する」といったフォーマルな響きを持ちます。文語的ですが、文学・報道表現で見かけます。

例文で確認:give forthの使い方

The volcano gave forth smoke and ash.
火山は煙と灰を噴き出した。
※「forth」は“前方に進む”という方向感覚。力強く外へ出る印象があります。

give rise to(~を引き起こす)

ぜすと君
“rise”って“上がる”だよね?どうして「give rise to」で“引き起こす”になるの?
るなちゃん
いい質問!「原因が何かを上に立ち上がらせる」=“発生させる”というイメージなんだよ。

「~を引き起こす」「原因となる」という意味で、ニュースやビジネス英語でもよく登場します。

例文で確認:give rise toの使い方

The new law gave rise to many complaints.
その新しい法律は多くの苦情を引き起こした。
※「rise」は“上がる”。原因から結果が立ち上がる感覚です。

give birth to(~を生む)

ぜすと君
「birth」は“誕生”だから、“生む”ってこと?
るなちゃん
その通り!「give birth to」は“命や新しいものを生み出す”。赤ちゃんでもアイデアでも使える表現だよ。

文字通り「出産する」意味だけでなく、「新しい動きやアイデアを生む」という比喩的用法もあります。

例文で確認:give birth toの使い方

She gave birth to a healthy baby boy.
彼女は元気な男の赤ちゃんを出産した。
※「to」で“生まれる先”を示す。“to”の方向性が意味を支えています。

give in to(~に屈する)

ぜすと君
あれ?「give in」って前にも出てきたよね?これはどう違うの?
るなちゃん
いいところに気づいたね!「give in」は単に“屈する”だけど、「give in to」は“誰(何)に屈するか”を明確にする表現なんだよ。

「相手・誘惑・感情などに屈する」「負ける」という意味。感情や衝動にもよく使われます。

例文で確認:give in toの使い方

He finally gave in to temptation.
彼はついに誘惑に負けた。
※「to」で“屈する対象”を示します。相手や感情など、向かう方向を表現。

give up on(~を見限る)

ぜすと君
「give up」は“あきらめる”だったけど、「on」がつくとどうなるの?
るなちゃん
「on」は“接触”の感覚だから、“~に対してあきらめる”=“もう期待しない”って意味になるの。

「~を見限る」「もう信じない」という冷静な“あきらめ”のニュアンスがあります。

例文で確認:give up onの使い方

Don’t give up on yourself.
自分をあきらめないで。
※“on”は“対象への意識”を表す。「相手を見放さないで」の意味。

give oneself to(~に専念する)

ぜすと君
「oneself」って自分自身って意味だよね?
るなちゃん
そう!「give oneself to」は“自分を~に差し出す”=“~に専念する・身をささげる”ってことなの。

仕事・研究・活動などに「身を投じる」「打ち込む」時に使います。ややフォーマルな表現です。

例文で確認:give oneself toの使い方

She gave herself to her work completely.
彼女は仕事に完全に打ち込んだ。
※「to」は“目的・対象”を示し、“自分を捧げる”意味に自然につながります。

give way(崩れる/譲る)

ぜすと君
「way」って“道”だよね?どうして“崩れる”になるの?
おりばー先生
よい質問です。「give way」はもともと“道を与える=譲る”の意味ですが、そこから“支えを失って崩れる”という派生が生まれました。

「譲る」「屈する」「崩れる」という意味を持ち、文脈によって柔軟に変化します。

例文で確認:give wayの使い方

The old bridge gave way under the weight.
古い橋は重さに耐えきれず崩れた。
※“支えを譲る”イメージが“崩壊する”という意味に発展。

give out to(疲れ果てる)

ぜすと君
「give out」って“尽きる”だったよね?
るなちゃん
うん!それに「to」がつくと、“何かに対して力が尽きる”=“疲れ果てる・負ける”の意味になるの。

人の体力や心が“限界を迎える”時に使います。感情的にも物理的にも使える句動詞です。

例文で確認:give out toの使い方

He finally gave out to exhaustion.
彼はついに疲労で倒れた。
※「out」は“尽きる”、「to」は“原因に向かう”。両方のイメージで成り立っています。

giveの句動詞の確認問題

ここでは、「give」を使った句動詞の理解度を確認します。意味・語感・使い方の区別をしっかりつかみましょう。

Q1. Don’t ______ your dreams.
夢をあきらめないで。

  • 1. give in
  • 2. give out
  • 3. give up
  • 4. give back
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

Q2. After hours of discussion, she finally ______.
何時間もの話し合いの末、彼女はついに折れた。

  • 1. gave in
  • 2. gave up
  • 3. gave out
  • 4. gave back
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

Q3. The teacher ______ the test papers.
先生はテスト用紙を配った。

  • 1. gave off
  • 2. gave out
  • 3. gave up
  • 4. gave over
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

Q4. He accidentally ______ the surprise.
彼はうっかりサプライズをばらしてしまった。

  • 1. gave back
  • 2. gave out
  • 3. gave off
  • 4. gave away
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

Q5. Please ______ my pen when you finish.
使い終わったらペンを返してね。

  • 1. give back
  • 2. give over
  • 3. give in to
  • 4. give up on
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

Q6. The candles ______ a pleasant scent.
そのろうそくは心地よい香りを放っていた。

  • 1. gave up
  • 2. gave off
  • 3. gave away
  • 4. gave out to
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

Q7. The new policy ______ many debates.
その新しい政策は多くの議論を引き起こした。

  • 1. gave in
  • 2. gave up on
  • 3. gave out
  • 4. gave rise to
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

Q8. He finally ______ temptation.
彼はついに誘惑に負けた。

  • 1. gave up
  • 2. gave off
  • 3. gave in to
  • 4. gave out to
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

Q9. I’ll never ______ you.
君を絶対に見限らないよ。

  • 1. give up on
  • 2. give in to
  • 3. give away
  • 4. give off
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

Q10. The runner finally ______ exhaustion.
そのランナーはついに疲労で倒れた。

  • 1. gave over
  • 2. gave off
  • 3. gave in
  • 4. gave out to
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

まとめ|「give」の句動詞で広がる“与える”の世界

おりばー先生
ここまでで、「give」を使った15の句動詞を学びましたね。皆さん、お疲れさまでした。
ぜすと君
いや〜、「give」って“あげる”だけじゃないんだね!心をあげたり、あきらめを手放したり…いろんな意味があるんだ!
るなちゃん
そうそう。どの表現も、“何かを外に出す・手放す・譲る”というイメージが共通してるんだよ♪
ぴこり
“give off”とか“give away”とか、全部“離れていく”感じがつながってるのがわかった〜!
おりばー先生
その気づきがとても大切です。では、今回学んだポイントを整理してみましょう。
  • コアイメージ:「give」は“与える・手放す”を表す動詞。すべての句動詞はこの感覚から派生している。
  • 前置詞・副詞との組み合わせ:
    • 「up」=上に手放す → あきらめる(give up)
    • 「in」=内へゆだねる → 屈する(give in)
    • 「out」=外に出す → 配る・尽きる(give out)
    • 「away」=離れていく → 贈る・ばらす(give away)
    • 「back」=元に戻す → 返す(give back)
  • 抽象的な使い方:「give rise to(原因を作る)」「give birth to(生む)」など、比喩的にも使われる。
  • 感情的な使い方:「give up on(見限る)」「give in to(誘惑に屈する)」など、心理表現に強い。
  • 覚え方のコツ:「give=手放す・与える」+「前置詞の方向」をイメージで結びつけよう。
るなちゃん
つまり、「give」は“動作の出発点”になる動詞なんだね。心でも物でも、外に出す感じ!
ぜすと君
うん!ぜすと君、今日で「give」の使い方をぜんぶ“手に入れた(get)”気分だよ!
ぴこり
あはは、うまいこと言うね〜!「get」と「give」って対になってる感じだよね!
おりばー先生
まさにその通りです。英語の基本動詞はコアイメージで理解すると、すべてが線でつながっていきますよ。
るなちゃん
次はどの動詞を探検しようか? “bring”? “look”? どれも楽しみだね!
ぜすと君
うん!今日もすごく勉強になった〜!Thank you, everyone! また一緒に英語の森を冒険しよう!
ぜすと君
次はbring!「持ってくる」で会話の動きが出せそう!
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