目的を表す接続詞so that / in order thatの使い方・違い

図書館の室内で、ぜすと君とるなちゃんが机に向かって勉強し、ぴこりが見守っているイラスト。I study hard so that I can pass the exam.
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ぜすと君と学ぶ!目的を表す接続詞の冒険

ぜすと君
るなちゃん!英文で「I study hard so that I can pass the exam.」って見たんだけど、「試験に合格できるように一生懸命勉強する」って意味かな?
るなちゃん
そうそう!ここで使われている「so that」は目的を表す接続詞だよ。「〜するために」っていう意味になるの。
ぜすと君
なるほど!じゃあ「in order that」っていうのも見たことあるけど、これは同じ?
るなちゃん
うん、意味はほとんど同じで「〜するために」だよ。ただ、「in order that」は少しかたい表現で、フォーマルな文章や書き言葉でよく使われるの。
ぴこり
へぇ〜!「so that」は日常会話向きで、「in order that」はかたい文章で使うんだね!
ぜすと君
ぼくも「I left early so that I could catch the train.」って言えた!「電車に乗れるように早く出た」ってことだよね?
るなちゃん
その通り!目的を示す接続詞を使うと、文がわかりやすくなるんだよ。
ぴこり
わぁ〜!試験やレポートにも役立ちそう!
おりばー先生
そのとおりです。ではこれから、「so that」と「in order that」の使い方を例文でしっかり確認していきましょう。
ぜすと君
よーし!目的を表す接続詞をマスターするぞ!
ぴこり
わくわくする〜!クイズも楽しみ!

文法解説:目的を表す接続詞 so that / in order that

ぜすと君
「so that」と「in order that」、どっちも「〜するために」って意味なんだよね?どう違うの?
るなちゃん
基本的な意味は同じだけど、ニュアンスに違いがあるよ。整理してみよう!
接続詞 意味 特徴
so that
/soʊ ðæt/
〜するために 日常会話でもフォーマルでも使える、一般的な表現
in order that
/ɪn ˈɔːrdər ðæt/
〜するために ややかたい表現、主に書き言葉やフォーマルな場面で使用
おりばー先生
では、それぞれの使い方を例文で確認していきましょう。

例文で確認:目的を表す接続詞so that の使い方

I study hard so that I can pass the exam.
試験に合格できるように一生懸命勉強します。
※目的を明確にしている。

He spoke loudly so that everyone could hear.
みんなが聞こえるように彼は大きな声で話しました。
※目的のための行動。

I left early so that I could catch the train.
電車に乗れるように早く出ました。
※結果を見越した行動。

She practices every day so that she can improve.
上達できるように彼女は毎日練習しています。
※目的を示す。

I’ll explain again so that you understand.
理解できるようにもう一度説明します。
※相手への配慮。

例文で確認:目的を表す接続詞in order that の使い方

He left early in order that he might catch the train.
電車に乗れるように、彼は早く出ました。
※フォーマルな言い回し。

She spoke slowly in order that everyone might understand.
みんなが理解できるように、彼女はゆっくり話しました。
※「might」を使うことが多い。

We saved money in order that we could buy a new car.
新しい車を買えるように、お金を貯めました。
※目的を強調。

He trained hard in order that he could win the race.
レースに勝つために、彼は一生懸命トレーニングしました。
※意志的な行動。

I kept silent in order that she would not worry.
彼女が心配しないように、私は黙っていました。
※相手を思っての行動。

覚えておきたいフレーズ

  • exam /ɪɡˈzæm/ 試験
  • train /treɪn/ 電車
  • practice /ˈpræktɪs/ 練習する、練習
  • improve /ɪmˈpruːv/ 上達する
  • understand /ˌʌndərˈstænd/ 理解する
  • car /kɑːr/ 車
  • race /reɪs/ レース
  • worry /ˈwɜːri/ 心配する
ぴこり
へぇ〜!「so that」は普段使い、「in order that」はフォーマルって覚えればいいんだね!
るなちゃん
その通り♪ フォーマルな文やレポートには「in order that」、会話には「so that」がぴったりだよ。
ぜすと君
よーし、クイズでちゃんと使い分けられるか挑戦したい!

目的を表す接続詞の確認問題

「so that」「in order that」の使い方をクイズで確認してみましょう!
文法的には複数の答えが正解となりますが、このクイズではより自然で適切な表現を選んでみてください。

Q1. 空欄に入る正しい接続詞は?
I study hard ______ I can pass the exam.
試験に合格できるように一生懸命勉強します。

  • 1. so that
  • 2. in order that
  • 3. because
  • 4. although

Q2. 空欄に入る正しい接続詞は?
He spoke slowly ______ everyone might understand.
みんなが理解できるように彼はゆっくり話しました。

  • 1. so that
  • 2. in order that
  • 3. before
  • 4. unless

Q3. 空欄に入る正しい接続詞は?
I’ll explain again ______ you understand.
理解できるようにもう一度説明します。

  • 1. so that
  • 2. in order that
  • 3. if
  • 4. though

Q4. 空欄に入る正しい接続詞は?
We saved money ______ we could buy a new car.
新しい車を買えるようにお金を貯めました。

  • 1. so that
  • 2. in order that
  • 3. while
  • 4. because

Q5. 空欄に入る正しい接続詞は?
He spoke loudly ______ everyone could hear.
みんなが聞こえるように彼は大きな声で話しました。

  • 1. so that
  • 2. in order that
  • 3. unless
  • 4. after

Q6. 空欄に入る正しい接続詞は?
He trained hard ______ he could win the race.
レースに勝つために彼は一生懸命トレーニングしました。

  • 1. so that
  • 2. in order that
  • 3. before
  • 4. although

Q7. 空欄に入る正しい接続詞は?
I left early ______ I could catch the train.
電車に乗れるように早く出ました。

  • 1. so that
  • 2. in order that
  • 3. since
  • 4. if

Q8. 空欄に入る正しい接続詞は?
I kept silent ______ she would not worry.
彼女が心配しないように、私は黙っていました。

  • 1. so that
  • 2. in order that
  • 3. while
  • 4. though

Q9. 空欄に入る正しい接続詞は?
She practices every day ______ she can improve.
上達できるように彼女は毎日練習しています。

  • 1. so that
  • 2. in order that
  • 3. unless
  • 4. because

Q10. 空欄に入る正しい接続詞は?
She spoke slowly ______ everyone might understand.
みんなが理解できるように彼女はゆっくり話しました。

  • 1. so that
  • 2. in order that
  • 3. after
  • 4. before

目的を表す接続詞のまとめ

おりばー先生
今回学んだ「目的を表す接続詞」を整理してみましょう。
  • so that:〜するために(会話・文章どちらでも使える一般的な表現)
  • in order that:〜するために(フォーマルでかたい表現。書き言葉や正式な場面で多い)
  • 「so that」は日常会話で自然に使える
  • 「in order that」はレポートや論文、スピーチなどで使うと説得力が増す
  • どちらも「目的」をはっきりさせるために重要な接続詞
るなちゃん
「so that=カジュアル」「in order that=フォーマル」って整理すると使い分けやすいよ♪
ぴこり
なるほど〜!日常会話では「so that」でOK、エッセイとかなら「in order that」を使えばいいんだね!
ぜすと君
ぼくも「I study hard so that I can improve my English.」ってすぐに言えるようになりたいな!
おりばー先生
素晴らしい姿勢です。目的を表す接続詞を使えるようになると、英文の論理性とわかりやすさがぐっと上がりますよ。
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