受動態がよく使われる場面|ニュース・説明文・日常会話

ぜすと君が店先で大きな布を外して、新しい商品をお披露目。るなちゃんとぴこりが拍手や歓声で喜んでいる。A new product was released.
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目次

ぜすと君と学ぶ!受動態がよく使われる場面

ぜすと君
るなちゃん、受動態って文法の練習ではいっぱい出てくるけど、実際にどんなときに使われるの?
るなちゃん
いい質問だね!受動態は「誰がやったかよりも、何がされたか」を強調したい場面でよく使われるんだよ。
ぜすと君
ふむふむ。例えば?
るなちゃん
例えばニュースでは「A new product was released.(新商品が発売された)」みたいに「誰が」は省略されることが多いの。
ぴこり
あっ、ニュースでよく聞くやつだ!あと説明文とか教科書でも出てくるね!
おりばー先生
その通りです。科学的な説明、歴史の記述、マニュアルなどでも受動態は多用されます。行為者よりも出来事や結果に焦点があるからですね。
ぜすと君
へえ〜!じゃあ「Dinner is served.(夕食が出されます)」とかも受動態なんだ!
るなちゃん
そうそう!お店やレストランでのアナウンスなんかでも自然に使われるよ。
ぴこり
なるほど!受動態って「フォーマルな説明」から「カジュアルな会話」まで幅広く活躍してるんだね!
おりばー先生
次は「ニュース」「説明文」「日常会話」それぞれでよく使われる受動態の例を見ていきましょう。
ぜすと君
わあ、実際の場面での使い方が分かれば、もっと自然に話せるようになりそう!

文法解説:受動態がよく使われる場面

ぜすと君
受動態って、普段の会話やニュースでどうやって出てくるの?
るなちゃん
受動態は「誰が」よりも「何がされたか」を強調したいときに登場するよ。よく使われる場面は大きく3つ!
  • ニュース: 犯人・行為者が不明、または焦点が「事件や出来事」にあるとき
  • 説明文や教科書: 科学・歴史などで「事実」や「法則」を表すとき
  • 日常会話: レストラン・案内・決まり文句など
るなちゃん
じゃあ場面ごとに例文を見ていこう♪

例文で確認:ニュースでの受動態

A new product was released yesterday.
新製品が昨日発売された。
※誰が発売したかより「発売されたこと」が重要。

Three people were arrested by the police.
3人が警察に逮捕された。
※ニュースでよく使う表現。

The building was destroyed by fire.
その建物は火事で破壊された。
※行為者ではなく出来事に焦点。

例文で確認:説明文・教科書での受動態

The earth is surrounded by the atmosphere.
地球は大気に囲まれている。
※科学的な説明。

The theory was proposed by Einstein.
その理論はアインシュタインによって提唱された。
※歴史的な記述。

The law is applied to all citizens.
その法律はすべての国民に適用される。
※一般的な説明。

例文で確認:日常会話での受動態

Dinner is served.
夕食が出されます。
※レストランやホテルで使われる定型文。

My bike was stolen yesterday.
私の自転車が昨日盗まれた。
※日常会話でよく出る場面。

You are invited to the party.
あなたはパーティーに招待されています。
※フォーマルでもカジュアルでも使える。

The door is locked at night.
そのドアは夜には鍵がかけられる。
※習慣を示す受動態。

覚えておきたい単語

  • release /rɪˈliːs/ 発売する → released /rɪˈliːst/ 発売された
  • arrest /əˈrest/ 逮捕する → arrested /əˈrestɪd/ 逮捕された
  • destroy /dɪˈstrɔɪ/ 破壊する → destroyed /dɪˈstrɔɪd/ 破壊された
  • surround /səˈraʊnd/ 囲む → surrounded /səˈraʊndɪd/ 囲まれた
  • apply /əˈplaɪ/ 適用する → applied /əˈplaɪd/ 適用された
  • invite /ɪnˈvaɪt/ 招待する → invited /ɪnˈvaɪtɪd/ 招待された
  • lock /lɑːk/ 鍵をかける → locked /lɑːkt/ 鍵がかけられた
おりばー先生
受動態は「客観的に事実を述べたい」ときに多用されます。誰がやったかは不要で、出来事そのものを強調する場面にぴったりです。
ぜすと君
なるほど!これでニュースでも会話でも受動態をすぐに聞き取れるようになりそう!

受動態がよく使われる場面の確認問題

ニュース・説明文・日常会話での受動態の使い方をクイズで確認しましょう。

Q1. 「新製品が昨日発売された」正しい英文はどれ?

  • 1. A new product released yesterday.
  • 2. A new product was released yesterday.
  • 3. A new product is release yesterday.
  • 4. A new product releases yesterday.
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

Q2. Three people ______ by the police.
3人が警察に逮捕された。

  • 1. are arrest
  • 2. was arrested
  • 3. were arrested
  • 4. arrested

Q3. 「地球は大気に囲まれている」を正しく表すのは?

  • 1. The earth is surrounded by the atmosphere.
  • 2. The earth surrounds the atmosphere.
  • 3. The earth is surrounding the atmosphere.
  • 4. The earth was surround by the atmosphere.
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

Q4. The theory ______ by Einstein.
その理論はアインシュタインによって提唱された。

  • 1. is propose
  • 2. was proposed
  • 3. were proposed
  • 4. is proposed

Q5. 「その法律はすべての国民に適用される」正しい英文は?

  • 1. The law applies all citizens.
  • 2. The law was applied all citizens.
  • 3. The law will applied to all citizens.
  • 4. The law is applied to all citizens.
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

Q6. Dinner ______.
夕食が出されます。

  • 1. is served
  • 2. was served
  • 3. serves
  • 4. serving

Q7. 「私の自転車が昨日盗まれた」正しい英文は?

  • 1. My bike stole yesterday.
  • 2. My bike was stolen yesterday.
  • 3. My bike is steal yesterday.
  • 4. My bike was stealing yesterday.
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

Q8. You ______ to the party.
あなたはパーティーに招待されています。

  • 1. is invited
  • 2. were invited
  • 3. are invited
  • 4. be invited

Q9. 「そのドアは夜には鍵がかけられる」正しい英文は?

  • 1. The door locks at night.
  • 2. The door locked at night.
  • 3. The door was locked at night.
  • 4. The door is locked at night.
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

Q10. The building ______ by fire.
その建物は火事で破壊された。

  • 1. was destroyed
  • 2. is destroy
  • 3. destroyed
  • 4. was destroying

受動態がよく使われる場面のまとめ

おりばー先生
今回の学びを整理しましょう。受動態は「誰が」ではなく「何がされたか」を前面に出したいときに強力です。
  • ニュース: 行為者が不明・不要なときに事実を客観的に提示(例:A new product was released.)
  • 説明文・教科書: 研究・歴史・法則などで主語を現象や対象に置く(例:The earth is surrounded by the atmosphere.)
  • 日常会話・案内: 決まり文句やサービス案内に自然(例:Dinner is served. / You are invited.)
  • by の使い分け: 行為者を強調したいときだけ by+行為者を追加。不要なら省略が自然
  • 時制の合わせ方: 事実=現在形、出来事の報告=過去形、予定=will be+過去分詞
  • 読むコツ: be 動詞+過去分詞を見つけたら「受け身」→焦点が〈結果・対象〉にあると判断
るなちゃん
まずは「場面=目的」を意識して、ニュース(事実)/説明(一般化)/会話(定型)のどれかに当てはめると使いやすいよ♪
おりばー先生
表現選択の指針は「読者の知りたいこと」。〈行為者〉より〈結果〉が重要なら受動態が適任です。能動・受動を自在に切り替えましょう。
ぴこり
やった!ニュースも会話もこわくない!「is/was+過去分詞」が見えたら意味がすぐつかめる!
ぜすと君
受動態シリーズ、全部クリア!次は好きなテーマで英作文にチャレンジしてみよう!
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