感嘆文:名詞だけの感嘆と文全体を表す表現

るなちゃんが本を読む図書館の室内で、ぜすと君とぴこりが感心して見守り、おりばー先生も棚の上から見守っている場面。It’s incredible how much she knows.
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目次

ぜすと君、短いのに伝わる!?感嘆文の応用にチャレンジ

ぜすと君
るなちゃーん!今日、ぴこりが湖に落ちそうになって、もう大変だったんだよ〜!

るなちゃん
えっ、それ大事件じゃない!?まさに「What a day!」って感じだね…!

ぜすと君
あれ?「What a day!」って、それだけで文なの?なんか短すぎない?

るなちゃん
実はね、そういう「名詞だけで感情を表す感嘆文」って、英語ではすごくよく使われるの!

おりばー先生
「主語+動詞」が省略されていても、感情が伝わればそれで成立するんですよ。自然な会話では特によく登場しますね。

ぴこり
ぴこりも叫んだよ〜「What a mess!」って!服もびちょびちょぴこ!

ぜすと君
あはは、ぴこりらしい〜!でも、短くても意味がちゃんと伝わるってすごいよね。

るなちゃん
それだけじゃないよ♪ 英語には「It’s amazing how fast she runs.」みたいに、文全体を感動として伝える形もあるの。

ぜすと君
なるほど〜!名詞だけで感動を表す形と、出来事そのものにびっくりする形があるんだね!

おりばー先生
その通り。今回はこの2つの感嘆表現をしっかり学んで、表現力をさらにアップさせましょう。

文法解説:感嘆文の応用(名詞だけの感嘆と文全体への感嘆)

感嘆文の応用1:名詞だけの感嘆表現

ぜすと君
「What a day!」みたいに、ほんの一言で気持ちが伝わるのって、すごいよね!

るなちゃん
うんうん!英語では「主語+動詞」を省略して、名詞だけで感情を伝える感嘆文がよく使われるんだよ♪

おりばー先生
名詞フレーズがそのまま感情の表現になるので、非常にインパクトのある短いセリフになります。

感嘆文では、名詞を使った表現で驚き・感動・怒り・喜びなどを一言で表すことができます。

このタイプは主に「What+(a/an)+形容詞+名詞」の形をとりますが、主語+動詞は省略されることが多いです。

覚えておきたい単語

  • mess /mes/ 散らかり、混乱
  • view /vjuː/ 景色
  • moment /ˈmoʊ.mənt/ 瞬間
  • luck /lʌk/ 運、幸運

例文で確認:名詞だけの感嘆文

What a day!
なんて日だ!(良くも悪くも)
※主語や動詞を省略して感情だけを表す

What a mess!
なんて散らかってるの!
※散らかりやトラブルに対する驚き

What a view!
なんてすばらしい景色!
※旅行先などでのリアクションに最適

What luck!
なんてラッキー!
※luckは不可算なので冠詞なし

What a moment!
なんて感動的な瞬間!
※特別な時間への驚きや感動

What a surprise!
なんてびっくり!
※突然の出来事やプレゼントに

What a disaster!
なんてひどいこと…
※大失敗や事故に対する反応

What a party!
なんて楽しいパーティー!
※盛り上がったイベントのあとなど

What a mistake!
なんてミスなんだ…
※反省や怒りのニュアンスも含む

What a performance!
なんて素晴らしい演技!
※劇や試合などの称賛に

ぴこり
わあ〜!これならぴこりもパッと使えるぴこぴこ〜!

感嘆文の応用2:文全体を感嘆する表現

ぜすと君
それにしても、「It’s amazing how fast she runs.」って長いけど、すごく感情がこもってるね!

るなちゃん
うん!これは「文全体」に対して感動している感嘆文なんだよ♪

おりばー先生
このパターンでは「It is+形容詞+how/that〜」という形を使って、出来事そのものに対する驚きや感情を伝えます。

このタイプの感嘆文は、「行動・状況・結果」に対する驚き・感動・評価を示す時に使います。

覚えておきたい単語

  • amazing /əˈmeɪ.zɪŋ/ 驚くべき
  • incredible /ɪnˈkred.ə.bəl/ 信じられない
  • touching /ˈtʌtʃ.ɪŋ/ 感動的な

例文で確認:文全体への感嘆文

It’s amazing how fast she runs.
彼女の走りの速さには驚くよ!

It’s incredible how much he studies.
彼の勉強量、信じられない!

It’s surprising that he passed the test.
彼が合格したなんてびっくり!

It’s funny how dogs tilt their heads.
犬が首をかしげるのっておもしろいよね

It’s touching how much she cares.
彼女の思いやり、感動するよ…

It’s great that you’re here.
君が来てくれてうれしい!

It’s strange how quiet it is.
この静けさ、なんだか変な感じ…

It’s awesome how they built this so fast.
こんなに早く作ったなんてすごい!

It’s cool how this works.
これの仕組み、かっこいい!

It’s amazing that we finished on time.
時間通りに終わったなんてすごい!

るなちゃん
こういう表現を覚えると、英語で気持ちを細かく伝えられるようになるよ♪

感嘆文 応用:名詞だけの感嘆文と文全体感嘆の練習問題

名詞を使った短い感嘆表現と、文全体に感動を示す感嘆文をしっかり復習しよう!

Q1. 「なんてすごい試合!」という感嘆表現として正しいのは?

  • 1. What a game!
  • 2. How great game!
  • 3. What game!
  • 4. How a game!
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

Q2. 「なんてラッキーなんだ!」の感嘆文として正しいのは?

  • 1. What a luck!
  • 2. How lucky luck!
  • 3. What luck!
  • 4. How luck!
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

Q3. 「彼があんなに速く走るなんてすごい!」の正しい感嘆文は?

  • 1. What a fast run he has!
  • 2. It’s amazing how fast he runs.
  • 3. How fast he runs is amazing.
  • 4. What fast he runs!
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

Q4. 部屋が散らかっていた時の自然な感嘆は?

  • 1. What a mess!
  • 2. How messy room!
  • 3. Messy what!
  • 4. What room is messy!
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

Q5. 「彼が合格したなんて驚きだ」の感嘆文として正しいのは?

  • 1. What he passed!
  • 2. How surprising he passed!
  • 3. What a test he passed!
  • 4. It’s surprising that he passed.
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

Q6. 「びっくりした!」を名詞だけで表現したものは?

  • 1. That surprise!
  • 2. What a surprise!
  • 3. How surprised!
  • 4. Surprising it is!
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

Q7. 「彼女の思いやり、感動する…」の正しい表現は?

  • 1. What a caring girl!
  • 2. That care she gives is touching!
  • 3. It’s touching how much she cares.
  • 4. How she is caring!
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

Q8. 大失敗をした時の感嘆文として自然なのは?

  • 1. What a disaster!
  • 2. That disaster it was!
  • 3. How disaster!
  • 4. It’s a disaster how!
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

Q9. 「彼がどれだけ勉強してるかすごいよね!」を自然に表すのは?

  • 1. How much he study!
  • 2. What a study!
  • 3. That he studies is amazing!
  • 4. It’s amazing how much he studies.
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

Q10. 感嘆文の特徴として正しいものは?

  • 1. 感嘆文は必ず長く書くべき
  • 2. 感情を短く表現できる
  • 3. 疑問詞をつけて質問にする
  • 4. 名詞は使えない

感嘆文 応用のまとめ:名詞だけ・文全体への感動表現

おりばー先生
今回は、感嘆文の中でも「名詞だけで表す感嘆」と「文全体を感動する感嘆表現」について学びましたね。ポイントを振り返ってみましょう。
  • 名詞だけの感嘆文:主語や動詞を省略し、「What a〜!」で感情を短く強く伝える。
  • 文全体への感嘆文:「It’s+形容詞+how/that〜」の形で出来事そのものを感動・評価する。
  • 日常会話でも使いやすい:自然な反応やコメントにぴったりで、表現の幅が広がる。
  • 不可算名詞には冠詞をつけない:例→ What luck! / What music!

ぜすと君
なるほど〜!今日みたいな日には「What a day!」って本当にピッタリだよね♪

るなちゃん
うん♪「It’s amazing how much you’ve learned!」って言いたいくらい、ぜすと君すごいよ!

ぴこり
ぴこりも「What a lesson!」って叫びたくなったぴこぴこ〜!

おりばー先生
次回は、感嘆語(Wow! No way! など)を使った会話表現に進みましょう。それもまた実践的な応用になりますよ。

ぜすと君
わ〜!次もぜったい面白そう!ぴこりと一緒にまた探検するね〜!

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