Face to faceとは?英語の意味・使い方を例文付きで詳しく解説

ぜすと君とるなちゃんが教室の机をはさんで向かい合って座り、ぴこりが間を飛んでいる場面。上部には「Face to face」と表示。やさしい色合いで温かい雰囲気のイラスト。
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Face to faceは「面と向かって」「直接会って」という意味の表現です。直訳すると「顔と顔を向かい合わせて」という意味になり、人と人が直接会って話す状況や、対立するように向かい合う場面を表すときに使われます。日常会話、ビジネスシーン、そして感情的な対話など、幅広い場面で使われる一般的なフレーズです。

  • face / feɪs / 顔、〜に直面する
  • to / tuː / ~へ、〜に
  • face / feɪs / 顔、〜に直面する

形容詞・副詞としても使われ、「face-to-face meeting(対面会議)」「talk face to face(直接話す)」のように使われます。また比喩的に「正面から向き合う」「本音でぶつかる」という意味もあります。

目次

Face to faceを使った例文

Let’s talk face to face instead of texting.
メッセージのやり取りじゃなくて、直接話そう。
※instead ofで「〜の代わりに」という置き換えを表します。

We finally met face to face after years of online chatting.
何年ものオンラインのやり取りの後、ようやく直接会えた。
※after years ofで「〜年後に」という期間を表しています。

She prefers face-to-face communication to emails.
彼女はメールよりも直接会って話すことを好む。
※prefer A to Bで「BよりAを好む」という構文です。

The two leaders came face to face at the summit.
2人の指導者が首脳会談で直接顔を合わせた。
※came face to faceで「対面した」という表現になります。

It’s always better to apologize face to face.
謝るときは直接の方がいい。
※It’s always better to〜で「〜する方がいい」という助言表現です。

They had a face-to-face interview with the manager.
彼らはマネージャーとの対面面接を受けた。
※形容詞として名詞interviewを修飾しています。

We need to sit down and talk face to face about this issue.
この問題について、腰を据えて直接話し合う必要がある。
※sit down and talkで「じっくり話す」という意味になります。

He came face to face with danger in the mountains.
彼は山の中で危険に直面した。
※比喩的に「危険と向き合った」という意味でも使われます。

They stood face to face, neither willing to back down.
2人は向かい合い、どちらも引こうとしなかった。
※neither〜で「どちらも〜しない」という対立の表現です。

I’d rather discuss this face to face than over the phone.
電話より直接話し合いたい。
※I’d rather〜で「〜の方がいい」という表現です。

Face to faceは、人間関係の距離を縮める表現としても、正面から問題に向き合う比喩表現としても使えます。形容詞としても副詞としても使える汎用的な英語表現です。

Face to faceの類語、似た意味を持つフレーズは?

Face to faceは「直接会う」「対面する」という意味を持ちます。ここでは、似た意味の表現をいくつか紹介し、それぞれのニュアンスの違いを説明します。

In person

In personは「本人が」「直接会って」という意味の表現です。Face to faceが「向き合う」ことを強調するのに対し、in personは「実際に会う」「本人がその場にいる」という点を強調します。

  • in / ɪn / ~の中に
  • person / ˈpɜːrsn / 人、本人

フォーマルな場面でもよく使われる自然な英語表現です。

I finally met her in person after talking online for months.
数か月のオンライン会話のあと、ようやく本人に直接会えた。
※after talking onlineで文脈を補足しています。

Please come to the office in person to sign the papers.
書類に署名するため、直接オフィスにお越しください。
※ビジネス文書などでもよく使われます。

He’s much friendlier in person than on the phone.
彼は電話よりも実際に会ったときの方がずっと親しみやすい。
※比較級で「〜より〜の方が」を表しています。

Eye to eye

Eye to eyeは「意見が一致している」「気持ちが通じ合っている」という意味の表現です。face to faceが物理的な対面を指すのに対し、eye to eyeは精神的・意見的な一致を表します。

  • eye / aɪ / 目
  • to / tuː / ~へ、〜に
  • eye / aɪ / 目

「see eye to eye with someone」で「〜と意見が一致する」という定番表現になります。

We don’t always see eye to eye, but I respect her opinion.
いつも意見が一致するわけではないけど、彼女の意見は尊重している。
※butで対比を強調しています。

They finally saw eye to eye on the new project.
彼らはついに新しいプロジェクトで意見が一致した。
※on the new projectで「〜について」という意味です。

It’s important to see eye to eye with your partner.
パートナーと意見を合わせることは大切だ。
※一般的なアドバイスの文でも自然に使えます。

Head to head

Head to headは「直接対決で」「一対一で」という意味の表現です。face to faceよりも競争や対立のニュアンスが強く、スポーツや議論などで使われます。

  • head / hɛd / 頭
  • to / tuː / ~へ、〜に
  • head / hɛd / 頭

直訳すると「頭と頭を突き合わせて」で、「真剣勝負をする」というイメージになります。

The two teams will go head to head in the final.
2つのチームが決勝で直接対決する。
※go head to headで「真っ向勝負をする」という意味です。

They had a head-to-head debate on live TV.
彼らは生放送で直接討論を行った。
※head-to-headは形容詞的に名詞を修飾しています。

He went head to head with his rival for the position.
彼はそのポジションをめぐってライバルと直接対決した。
※for the positionで目的を示しています。

Face to faceは「直接会って」「真正面から向き合う」という物理的・感情的な意味を持ちます。In personは「本人と会う」、Eye to eyeは「意見が一致する」、Head to headは「直接対決する」というように、それぞれ焦点が異なります。Face to faceは人とのつながりを重視する場面で最も自然に使える表現です。

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