「Let’s enjoy!」は不自然?
日本人がよく使う「Let’s enjoy!」という表現。直訳すると「楽しもう!」という意味になりそうですが、実はネイティブはこのフレーズをほとんど使いません。
なぜなら、“enjoy”という動詞は「何を楽しむのか」を必ず必要とする動詞だからです。つまり「Let’s enjoy」だけでは「何を?」という情報が抜けていて不自然に聞こえてしまうのです。
例えば、イベントや旅行などで「楽しもう!」と言いたいときに「Let’s enjoy!」と言うと、ネイティブには少し不自然で“外国人っぽい”印象を与えてしまいます。
- let’s / lets / ~しよう
- enjoy / ɪnˈdʒɔɪ / 楽しむ
“Let’s enjoy”は文法的には主語+動詞の形ですが、“enjoy”が他動詞(目的語が必要な動詞)であるため、後に「何を楽しむか」が続かないと意味が未完成になります。
例えば、“Let’s enjoy the party.”や“Let’s enjoy the game.”のように目的語をつけると自然です。
自然な言い方は「Let’s have fun!」
「楽しもう!」という気持ちを自然に表すなら、ネイティブがよく使うのは“Let’s have fun!”です。
“fun”は「楽しみ」「おもしろいこと」という名詞で、“have fun”で「楽しむ」という意味になります。目的語が不要なので、単独で使っても自然です。
- have / hæv / 持つ、得る、経験する
- fun / fʌn / 楽しみ、おもしろさ
“Let’s have fun!”はカジュアルで明るい響きがあり、友達同士やイベントなどで使うのにぴったりなフレーズです。
Let’s have fun together!
一緒に楽しもう!
※ “together”を加えると「一緒に楽しもう」という温かみのある言い方になります。
Let’s have fun at the party!
パーティーを楽しもう!
※ 具体的なシーンを加えることでより自然な響きになります。
Let’s have fun this weekend!
今週末楽しもう!
※ 予定や誘いの時にもよく使われる表現です。
ぜすと君:
Let’s enjoy!
楽しもう!
おりばー先生:
Actually, we usually say “Let’s have fun!”
実は、「Let’s have fun!」って言うのが自然なんだよ。
※ “Let’s enjoy”は不自然で、ネイティブは“Let’s have fun!”を使います。
他にも使える自然な表現「Enjoy yourself!」
もう一つよく使われる自然な言い方が“Enjoy yourself!”です。
これは「楽しんでね!」という意味で、相手に楽しむよう促すときに使います。
別れ際やイベント前に「楽しんできてね!」という感じで使える便利なフレーズです。
- enjoy / ɪnˈdʒɔɪ / 楽しむ
- yourself / jɚˈsɛlf / 自分自身を
この表現では「あなた自身を楽しませてね」という直訳から、「楽しんでね」という自然な意味になります。
Enjoy yourself at the party!
パーティー楽しんでね!
※ 見送る時などに使われる定番表現です。
Enjoy yourself in Japan!
日本を楽しんでね!
※ 旅行者に対して使うと自然でフレンドリー。
もう間違えない!「Let’s enjoy!」の正しい言い方
「Let’s enjoy!」は文法的には正しそうに見えて、実は不自然な英語です。
“enjoy”は目的語を必要とするため、単独では使えません。
代わりに“Let’s have fun!”や“Enjoy yourself!”を使うことで、自然で明るい印象を与えることができます。
シーンに合わせてフレーズを使い分けると、よりネイティブらしい英会話ができます。


